tetof 1608 へのリブランディングサポート
10月に、リブランディングのお手伝いをしたブランドがローンチしました。私自身は、会社の中でどういった難しさを抱えた事業(ブランド)だったのかを改めて整理し、文字にしました。私の資料は、ディレクターが、その事業をどのような形に変えていくことがよさそうかを考えるための1つの資料という位置付けであり、今後も伴走を続けます。それがこの、株式会社スズサンの自社ブランド<tetof 1608>です。
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<tetof 1608>は、弊社の若手職人を中心に近年展開していたaigaeshiをリブランドしたもので、今後 弊社のオリジナルブランド<suzusan>とは異なる位置づけのセカンドブランドとして展開していきます。
具体的に言うと、このセカンドブランドは、新しい有松鳴海絞りのひとつのスタンダードを提案していきたいという思いでまとめました。使い勝手のいい布に、有松の地域に暮らす熟練と若手の職人が一緒になり絞りを一点一点施しています。手仕事の「て」と、普遍・普段・触れる、そしてもちろん布の「ふ」という思いを込めて「てとふ(tetof)」。東海道の途中にできた有松の開村の年にちなんで <tetof 1608> (テトフイチロクゼロハチ)と。
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現代の生活に溶け込む、ちょうどよい心地よさの手仕事を。
古くて新しい、伝統のスタンダードの形です。
大切な人への贈り物に。思い出と、お土産に。ご自身の暮らしの片隅に。
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目的もMDもターゲットも販路もこれまでと異なるので、ここからが本番。少しずつ、着実に。