C O L U M N

今ご覧いただいている本HPは、制作に関してはど素人の自身による自主制作です。 私自身は新卒の1年目から4社目の終わりまでHPやシステムのディレクション業務にずっと携わっておりました。この領域での最初の仕事が、事業部で外部委託していた出展者管理システムのテスト確認。IDとPWを入力するという管理画面の位置づけが理解できず、外部に見えないサイトがあるという概念さえ理解が怪しいほどで、さらに「ここ(管理画面のテキスト入力欄)を触ると、あちらのホームページの文字が変わる」という意味が分からず当時は文章の修正1つで四苦八苦。ホームページに関しても、4社目の終わりまで、自分で手を動かすということは一切してきておりません。 餅は餅屋というように、そこはプロに任せるべきで私には私のできることがある;それが会社にとって最善だというのが 当時の私の考えでした。

しかし5年もの間、仕事の前線から距離をとり、ずっと以前から気になっていたことがやはり今でも気になっている自分に気付く。 テンプレート、オープンソース、ワードプレス、ムーバブルタイプ、そしてレスポンシブなどとよく耳にするようになりもう何年になるだろう。本当にそうなのか、実際のところどうなのか。実際、どんなものなら自分で作ることができるのか。Google日本法人の元社長が以前、「世界では無料サービスがどんどん開発され、ブラッシュアップされている。日本人はもっとフリーサービスを利用すべき」と仰っていた言葉が強く胸に残っていました。

5年ほど子育てに専念し社会をなんとなく見てみると、やはり、一定数の人がHPやシステム構築に携わり 生計を立てている、そして個人のブログや趣味のHPを立ち上げる人は依然として大勢いる。ECサイトやカード決済への敷居もかなり低くなっている。メルカリやCreemaというサービス、noteなどという新しいプラットフォームも誕生している。やはり、気になっていたことに着手すべきという結論に至りました。

今回も、ワードプレスの無料テンプレートから始めました。無料でどこまでできるのか、有料との違いはなんなのか。そしてその先にある、プロに依頼するとはどういうことか。 非効率なことが苦手な自身にとってわざわざど素人の自分がそれでも実際にこのステップを踏むかどうか、数週間行ったり来たり。そして7月から、小さく始めるとはいえフリーメールにはやや躊躇いがあり、結局レンタルサーバー契約、ドメイン検討から登録、メールアドレスの設定。ついでにポートフォリオ代わりのHP準備。本来ベストな流れではありませんが、構成の検討とコンセプトの明文化やサービスの整理をここでもまた行ったり来たり。今まで何気なく耳にしていたプラグインやウィジェットなどという単語や概念が徐々に身近になっていく新鮮な感覚の中に身を置いています。
しかし、私にはここまでです。コーディングを学ぶ気にはならず、WEBデザインという領域も然り。やはり、餅は餅屋であると感じ、今後もこの分野においてはディレクションという立場に身を置き 信頼する外部の方と連携したいと感じました。今回、本HP制作をおこなったことで、その境目が5年前に比べ明確になったことが、非常に大きな収穫です。 プロに依頼する意味を体感でき、やはり実践あるのみという反省にも繋がっています。

ご参考までに、本サイトはWordpressを使い、そこに有料テンプレートを挿入し制作しています。プラグインを3つ使用した以外は、そのテンプレートの範疇です。例えばTOP画像の切り替わりはもう少しシンプルでよかったのですが、そこに思いを馳せ時間をかけることはやめました。この仕上がりで、今の私には十分(good enough)と結論づけています。パソコンはWindowsで、サイト内の画像はすべてiPhone、編集はペイントブラシまで。
制作の目的や使途、位置づけは具体的にイメージしています;
・名刺+αの、職務経歴書代わり。お会いした後、名刺に掲載したURLからアクセスしていただく。 また名刺交換前の、自己紹介ツール。また、私を紹介いただくことが発生した際に、知人やお客様にも使用していただきたい。
・SEO対策やアクセス数を増やす対策までは、正直今の時点では考えられておりません。したがってシェア機能等はつけていない。
・SNS連携もしない。SNSは公私混同で楽しんでいるため公開予定はない。
・無料ブログサービスではなく、いわゆるフリーランサーとしての自己紹介および書きたいことを書き溜める場。これまで社内外の会社紹介、製造工程、キャッチフレーズ、取扱説明書、FAQ、プレスリリース、店頭POP、自社HPのコラム等の文章作成を担当してきた中で、自分の書きたいことを書くプラットフォーム(COLUMNページ)。今が最終形ではなく、トピックにカテゴリーや語尾語調など 変化していくものとして捉えている。
・COLUMNの記事は、「こんな人に届いたらいいな」と具体的にイメージする人がいることもあります。COLUMN記事のURLを特定の方にお送りすることを想定しています。

3歳5歳というまだまだ手のかかる息子らがいる中でこの7月から始動する、フリーランスとしての活動。仕事に邁進していた正社員という立場を離れていたこの5年は、子育てをする中で取り組むべき意義を感じられたものとクライアントとなる人に直接依頼いただいたもののみに携わってきました。その間、その制作物の性質と運用を考え、イラレ入稿ではなくパワーポイント資料として制作し納品することを提案した案件がありました。構成から文章までをすべて1人でこなした、30ページにもなる紙媒体の制作です。制作物の概念が変わりました。また、隣で主人の仕事を見ていてもそう、 Keynoteで作る資料やHPの更新、HTMLメールの活用など、プロと素人との間に社会である程度は通用するという領域があると確信しました。

もちろん、1つ1つ、その道のプロに依頼できればベストです。しかし、現実問題として、社内制作とのバランスは重要です。社内制作とプロへの依頼との間が私の担える領域であるとHP自主制作を通じて感じています。